Monday, October 13, 2008

Annette Peacockのこと

突然 Annette Peacock が検索に引っかかって目の前に現れた。衝撃のデビューアルバム "I'm the One" 1972年からはもう既に36年。前後して当時の夫 Paul Bley との Bley-Peacock Synthesizer Show 名義の "Dual Unity" や "Improvisie" 、またその後のソロアルバム "The Perfect Release" 、"The Collection" をリリースして、80年代中頃には私の情報網からは姿を消していたものだ。
言ってみれば若い頃の恋人に
、本当に突然邂逅したような気分だね。
その "I'm the One" が元で、それまでフォーク・ロック・ブルースしか聴かなかった音楽も、その後彼らの相関関係への興味もあり、Paul Bley 、
Carla Bley 、Gary Peacock などの音楽を聴き始め、ジャズにも傾倒して行ったと言える。
しかしながら彼女のボーカル/ヴォイシングで表現される陰影・情念・エロスというのは、本当に彼女独特の世界だ。ロックの世界で言えば Patti Smith が最も近い存在だと感じるが、明らかに Annette の方が深い。まさに深淵の極みだ。この世界に身を沈めるにはちょっと勇気が必要と言わざるを得ない。
今、日本で彼女の音源としてはどのようなものが手に入るのだろう?直ぐさまHMVにアクセスしてCD3枚とDVD1枚を注文してみた。お楽しみは1週間後だ。
画像のアルバム "31:31" は2006年にインディーズとしてでリリースされたもののようで、日本では未発売。その内個人輸入するしかないか。
さて、このCDの画像っていつのモノなのだろうか。相変わらず若々しいとしか言いようがないが。

YouTubeで見つけた映像


過去にサヨナラって意味深な曲だね。

MySpace.com ここで彼女の音楽の一部を聴くことができる。
Annette Peacock アネット名義のドメイン。彼女のHP。
I'm the One 全ディスコグラフィがここで。
 
 

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