Tuesday, April 28, 2009

PFM、デ・アンドレを歌う

イタ物と言えばやはりこのグループを無視してはいけないんだろうね。
3月にPFMの"PFM canta De André" DVD+CDを手に入れたものの、ずっとDVDを観る事ができないでいる。仕方ないからパソコンで、CDだけをBGMとして聴いた。
PFMについては殆ど私は詳しくはない。昔「友よ」をちょっと聴いた程度で、その後は当時通っていたレコード屋さんの薦めにも関わらずまったく聴かなかった。

1978年だったかな、キングレコードからヨーロピアンロックシリーズがリリースされた時の売り物は、New Trollsの「コンチェルトグロッソ」と、元PFMのMauro Paganiの「地中海の伝説」だったのだが、Paganiの方は買ったかどうかも記憶が無い。引っ越しで雑多になってしまった3,000枚のLPコレクションの中からは、全く探す気にもならないので検証もできない。
実は、PFMとPaganiが競演というか、全盛期のメンバーで行った"PFM + Pagani / Piazza Del Campo"というDVDも同時に手に入れていたのだった。これも実はまだ観る時間が取れないでいるのだ。

"canta De André"のCDを聴く限りにおいては、昔King Crimsonを演奏していたりするイタリアン・プログレシブの雄とも思えない変遷、今の姿が伺える。
De Andréというのは、当然イタリアの吟遊詩人Fabrizio De Andréのことで、1979年の"in Concerto"辺りからの関係らしい。(こいつも同時に入手済み。)
演奏はというと、非常に大人の音楽ということができるだろう。もうロックという概念でとらえる事は意味の無い事だと思い知らされた。もうずっとPFMはこの路線で行くんだろうね。
さあ、DVDを観るのが楽しみだが、やはりPFMの全盛期70年代の曲が聴けるだろう思われる"Piazza Del Campo"の方を早く観たいものだ。

どうやらここしばらくはPFM関係で占められてしまいそうだ。
 

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