Sunday, December 27, 2009

Timbuk2というつぶやきを聞いて

Twitterで「Timbuk2が欲しい。」というつぶやきを聞いて、おいおい今でもTimbuktuなんて存在しているのかよ?と思いながら、Tuは2なのだが何気なくスペルが違うことが気になりググってみた。
何と、「メッセンジャーバッグ TIMBUK2 (ティンバックツー)」という文字が真っ先に出てくるではないか。
クリックしてみるとそこはTIMBUK2オンラインショップ。
カメラインナー付きメッセンジャーバッグは2010年度デジタルカメラグランプリ カメラバッグ(ショルダー)部門で金賞を受賞したと言う。
これは良いやと、思わずそのまま購入してしまった。
SONY純正のメッセンジャーバッグ型よりは高いが、もっとカジュアルイメージで使いやすそうだ。
だいたいカメラを収めたインナーボックスをそのまま外せば、普段でも使えるというのが良いね。
今空いているジュラルミンのバッグではいかにもで使いたくないし、またThe North Faceのヒップバッグもイマイチ使いにくくて、良いカメラバッグを探していたいたところでもあった。
さすがにMacユーザーは、Timbuk2などと書かれると、単純にTimbuktu(ティンブクツー)の事だと思ってしまうんだね。

さて、遠隔操作ソフトTimbuktuは、Apple Remote Desktopが出てからはとうに役目を終えたのかなと思い、こちらもググってみる。
いやいや今でも存在するどころか、すでにWindowsとのマルチプラットフォームになっているんだね。
私がMacを使い始めた1990年、漢字Talk6のシステム上で既にTimbuktuはDesk Accessoryという形式で存在していた。
Gigabitの現在、昔のLocalTalk上での使い心地など想像するにたかが知れるが、それでもこんなことが出来るのだとびっくりさせてくれるソフトだった。

しかし何故Timbuk2がティンバックツーなんだ?ティンブクツーで良いんじゃないの?
どうも聞き慣れない言葉だから、日本ではわざと製品のバッグに掛けて分り易くティンバックとしたのでは、と言うような気もする。
日本では、バッグもバックも区別ないからねぇ。
ファラオン社がTimbuktuを開発したのが80年代の末、Timbuk2は今年で20周年と言うから、おそらく同時期とはいうもののファラオン社のTimbuktuの方が僅かに早かったんだろうね。
そもそもTimbuktuはサハラ砂漠の歴史上の都市名だ。これに由来してかなり遠くにある場所を意味すると言う。ファラオン社がネットワークを通じて他のMacをコントロールするソフトにこの名前を与えたのにはかなりの意味があったと思える。
私は歴史に従い、このバッグもティンバックツーとは言わず、今後もティンブクツーと発音することにしよう。