Wednesday, December 31, 2008
iPhoneで i Poohを聴きながら
妻が入院したのは2週間前だった。
この間、頻繁に病院との間を往復することを余儀なくされていた。
今日は大晦日、明日から暫く来れない旨伝え、偶々来ていた彼女の母にこの間の事をよろしくお願いして帰って来た。
帰りがけには蕎麦を買った。
iPhoneに記録してあったi PoohのAlessandra(ミラノの映像, 1972)を聴きながら街を歩いた。
今年はいろいろあったなと......思いはあちらこちらにと彷徨うのだが、所詮はなるようにしかなるまい。
i Poohと言えば、誰が何と言おうとこのAlessandraがベストだろう。
ここには地中海的な明るさと、叙情と、それから青春のロマンティシズムが過剰な程に溢れている。
タイトル曲はここで聴ける。
i Poohのアルバムで好きなのはAlessandraの他には1973年のParsifal(パルシファル)、そして初期の名曲をライブで聴く事ができるPalasport (1982)だ。
Palasport後のi Poohについて、つい最近まで私は知らなかった。
最近ようやく昔のロックを聴き直すようになって、New Trollsと共に今でも現役であることに驚きを覚えた。
しかしながら、やはりi PoohはOpera Prima(オペラ・プリマ, 1971)からUn Po Del Nostro Tempo Migliore (ロマン組曲, 1975)の頃が最高なんだろうな。
何を置いても彼ら自身が若かった事、時代の音楽性が単純明快に分かりやすい事を旨としていた事、そして私自身が彼らと同じ、またはその直下の世代の人間だということが、そう感じさせるのだと思う。Poohlover (プーラバー, 1976)以降は、私は聴かなくとも良いかもしれない。
さて、今頃の大掃除も中途半端に終わってしまった。最後に雑煮の用意でもするとしようか。
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